ラトリエドゥカンデルトウキョウ(東京 武蔵小金井)ここがお店?アルザス地方のパンが並ぶ小さな小屋のパン屋さん
東京の武蔵小金井にあるこちらのお店は、フランスのアルザス地方のパンと焼き菓子が並んでいる。「アルザス地方」はフランスの北東部に位置し、丁度スイスとドイツの国境沿い。驚いたのはなんといっても街の美しさ!ため息が出るくらい鮮やかで絵本の世界のよう。川沿いにカラフルな家が立ち並び、それに負けじと木々も青々と輝いている。
そんな魅力的なアルザス地方のパンに出会えるとなると、興奮せずにはいられない。ワクワクしながらお店に向かった。
グーグルマップ片手にお店に向かう。駅の南口を出て大通りを西に向かって真っすぐ。通り沿いなので見逃すこともないだろうとずんずん進む。そろそろこのあたりかな、と地図を確認してすぐ。
目に飛び込んできたのはコチラ。
一瞬目を疑った。表札がかかっているブロック塀の向こうに可愛らしい小屋が1つ。そこには間違いなく「KANDEL」と目指していたパン屋さんの店名が書かれていた。足元にはこちらの看板が。やはり間違いなさそうだ。
入って大丈夫だろうか?とついつい回りを見渡し、えいっと敷地の中に入る。すると、小さな入口の向こう側から「いらっしゃいませ」と女性の声が聞こえた。
恐る恐る入口から小屋の中を覗くと、そこにはパンがずらりと並んでいた。
向かって左の方に並んでいたのはシンプルなパン。バケットはもちろん、ライ麦パンなどリピーターも多いそう。
その隣にはハード系のパンにフィリングが入ったもの。オリーブやカレンズなどハード生地と相性間違いなし。
右の方には具材がのったフォカッチャやフィリング入りのベーグルなど、ランチのメインによさそうなパンが。
おすすめ頂いたものの中から今回はこちらを。
キャロット
鮮やかな色はニンジンの色。細長くスライスされたニンジンが沢山練り込まれ、風味はほんのり。トッピングのひまわりの種はとても香ばしくて癖になる。あたためるとむっちり感が増し、水分感が気持ち良い。
パンアラビエール
マッシュポテトが入ったライ麦パン。口当たりがとても優しい。クラストにはなんと黒ビールが練り込まれ、薄くて程よい食感。酸味はあまり感じず食べやすく、スープやシチューなどの料理にあわせて食べたい。
後ろに並んでいた常連さんが迷わずオーダーしていたあんぱんや、リピーターが多いと教えて頂いたブリオッシュも気になるところ。営業日はなんと週3日のみ。訪問するときは念のため営業日の確認を。
住所:東京都小金井市前原町3-29-141
電話番号:-
営業時間:10:30~13:00 14:00~17:00
定休日:火曜日、木曜日、土曜日、日曜日
http://kandel.jp/